全校の出来事

2023年8月の記事一覧

小学部職員研修 「自立活動研修」

 午後の小学部職員研修は「自立活動の指導」について、本校の自立活動専任の笠井教諭から講義を行ってもらいました。

 内容は、

 ① 摂食時の姿勢づくり ② 摂食時のポイント 

 ③ 水分摂取時のポイント ④ 車椅子乗車時の適切な姿勢など 

 ⑤ 車椅子に移乗する際のポイント ⑥ 車椅子の取り扱い 

 ⑦ 座位保持椅子・ウォーカー・プロンボード・短下肢装具・長下肢装具・

  スワッシュ・コルセットなどの装具類について 

 ⑧ 児童生徒への支援で何を大切にするか 

 ⑨ 自分の身体と児童生徒の安全を守る です。

 講師からの「どちらの姿勢が望ましいか?」などの質問に対して、教職員は適切な回答をしていました。

 児童生徒が、安全で安心して毎日の生活や学習が行われるよう、具体的な場面を想定してのやりとりや画像を用いるなどして、実際的な場で生かせる研修にしていました。

 

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「百聞は一見に如かず」

 「百聞は一見に如かず」と言いますが、みなさんも「確かにそのそうだ」と思うことも多くあるのではないでしょうか。

 ご存じのとおり、この「百聞は一見に如かず」とは、「他人から何度聞くよりも、実際に自分の目で見る方がまさる」ということです。

 よく「聞くことは忘れ、見ることは覚え、体験することは理解する」と言われますが、同様な意味だと思います。

 さて、「体験」は、実際に見たり聞いたり行うことですが、「経験」は、実際に見たり聞いたり行うことと、それによって得られた知識や技能のことを言うようです。

 イギリスのことわざに、「学問なき経験は、経験なき学問に勝る」というのがあります。実際の経験のほうが大切で、学問だけあっても実際の経験を積まなければ、大した役に立たないという意味のようです。

 また、アインシュタイン氏も「何かを学ぶのに、自分自身で経験する以上によい方法はない。」と言っています。

 0から1の経験・体験を、「できるときに、できることを。」

 

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小学部職員研修 「再調理研修」

 今日は小学部では、「再調理研修」を行いました。

 職員は、唐揚げやパン、ハンバーグ、ひじき、焼きそば、フライポテト、筑前煮などをキッチンバサミで切ったり、フードプロセッサーやミルサーにかけたり、裏こし器で越したりしていました。

 そこに、お湯やとろみ剤を適量に入れるなどして、刻み・マッシュ食、ミキサー食、ペースト食などをつくっていました。

 また、実際に口にして、味や舌触りなどを確かめながら、児童にとってより望ましい食形態について、みんなで学んでいました。

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ポジティブな生き方

 実用日本語表現辞典によると・・・、

 『「ポジティブ」とは、心理学の用語であり、肯定的、前向き、積極的な意味合いを持つ言葉である。

 この言葉は、個人の思考や感情、行動に対する姿勢を表すもので、自己肯定感の高さや、困難な状況においても解決策を見つけ出す能力、他人に対する好意的な態度などを示す。

 ポジティブな思考は、ストレスの軽減、健康維持、人間関係の改善など、人生の様々な面で良好な影響を及ぼすとされる。

 ポジティブという言葉は、現代ではビジネスやスポーツ、教育などの分野で頻繁に用いられる。

 例えば、ビジネスでは、ポジティブな思考を持つことで、困難な課題に対しても解決策を見つけ出し、成果を上げることが期待される。

 また、スポーツでは、ポジティブなマインドセットが、競技成績向上に寄与するとされる。』と記されています。

 さて、新型コロナウイルス感染症が拡大している時にある方と話をしたら、こんなことを言っていました。

 「正直、先が見えない中での会社経営は、受注も大幅に減り、とても厳しい状況である。

 しかし、このコロナという誰もが遭遇したことのない大きな障壁を乗り越えることができれば、さらに会社もまた自分自身も大きく成長発展できると思う。

 トップとして、今はすごく大変ではあるが、他の人にはできない経験ができるということを前向きに捉えたい。」と言っていました。

 また、ある方は、どんな時にも弱音を吐くことはなく、「これを乗り越えるといいことが待っているよ。想像してみて。」と言っていました。

 困難にぶつかった時に、「難しい、できない」ではなく、「どんなことでも、いい方向にいくだろう」「なんとかなる、頑張ってみよう」、そんな気の持ちようが大切なのだと思いました。

 

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職員防災研修「風水害対応」 

防災体験プログラムの後は職員防災研修です。

近年風水害の被害が続いていること

本校は防災マニュアルにも書かれている通り

「風水害の被害が起こりそうな場合、保護者が希望すれば

事前避難所として開設する」ため

その設営を行いました。

 

想定は本日!実は雨が降っていた、という設定で午後から線状降水帯が発生する恐れがあり、保護者が避難を希望した、というところからスタートです。

どこを避難場所にするか、受付をどこに設置するか

対策本部のメンバーはどこでどのように動くか

周囲の情報が錯そうしたり、浸水被害が発生した、など

様々なことが起こる中、避難所開設の準備を整えたところで終了です。

 

この訓練は他校の防災担当の教職員の方も参加してくださっていて

全体の訓練の様子を自由に見学をしてもらいました。

 

訓練後はそれぞれの担当ごとに集まり、AB法という方法で

振り返りを行います。

訓練の反省をもとにその改善方法、事前の備えや対策について案を出していきます。

他校の教職員の方から「台本のない訓練に驚いた」との感想をいただきました。

本校の訓練や研修はそれぞれの動きをアクションカードの指示を基に動いて、その検証と改善を行うことで災害時に誰でも対応できることを目指しています。

今回は地震の場合とは異なるため、新たに「風水害対応」のアクションカードを作成しました。

たまたま職員がいる想定でしたが、夜間や休日など、異なる対応の場合もあります。

今回の反省を基に改善していきたいと思っています。

 

 

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