2023年8月の記事一覧
夏の風物詩「花火大会」
今年は、全国各地で花火大会が盛大に行われていますが、一度は、日本三大花火大会と言われるところに行ってみたいですね。
すでに新潟県長岡市で行われる「長岡まつり大花火大会」【8月2日(水)3日(木)に実施】は、終了しましたが、テレビでも放映され、大輪の花を咲かせる長「正三尺玉」や「復興祈願花火フェニックス」などは、とても見事で迫力がありました。2019年には100万人以上が来場し、人気の花火大会のようです。
また、明日8月26日(土)には、秋田県大仙市で、「全国花火競技大会(大曲の花火)」が行われます。全国で開催される花火競技会の中で最も権威のある大会のようで、毎年約80万人もの観客が訪れるようです。また、全国から選び抜かれた花火師が、自らの手で打ち上げているとのこと。「大曲の花火」は、2023年は3回ですが、春・秋・夏・冬の年4回開催されているようです。四季それぞれの花火が見どころのようです。
茨城県土浦市で開催される「土浦全国花火競技大会」も例年80万人以上の観客が訪れるとのことです。スターマイン日本一を決める大会としても知られ、開催は、11月4日(土)17:30~20:00のようです。
夜空に咲く幻想的な大輪の花、その美しさは、私たちの心を和ませてくれますね。
「各教科で育成を目指す資質・能力を踏まえた授業づくり」の研究に取り組む
今日の午前中の前半は、全体研修「資質の能力の育成と観点別学習の評価」についての講義を聴きました。
講師の先生からは、「これからの教育に求められること」「人格の完成・社会の形成者の育成を目指す」「資質・能力をできる限り、調和的に発展させる」「社会の変化に主体的にかかわり、社会や人生をよりよいものにする力をに身に付ける」「育成を目指す資質・能力と観点別学習状況の評価」などについて講義していただき、理解を深めることができました。
後半は、各グループごとに今後の研究の進め方の確認を行ったり、児童生徒に「どのような力を育てる」必要があるかなどについて話し合いをしました。積極的な意見の交換が行われました。
やる気スイッチ ②
どんな言葉をかけると、児童生徒のやる気スイッチが入るのでしょうか。
一人一人それは違うかもしれませんが、うまく気持ちを切り替えられるとスイッチが入ると思います。
掃除をするのを躊躇していた生徒に、「大好きな歌をうたってからやろうか」と言ったところ、「うん、そうする」と言って、うたい終わったらすぐに掃除をはじめていました。
また、「朝マラソンを頑張ったら、友だちがきっと『すごい』と言ってくれるよ。カードにもシールがたくさん貼れるね」と話したら、「がんばる」と言って走りはじめました。
初めてのことや経験が少ないことだと、できるイメージがわかないこともあります。また、たくさんすぎるとやる気も起きなくなることもあります。なので、少し頑張ればクリアできるボリュームやハードルの高さがよいと思います。
また、これを頑張るといいことが待っている、カッコいい自分になれる、成長できるという実感を持てると、やる気スイッチが入ることにつながるかもしれません。
「時には根気強く待つ」「〇〇さんなら大丈夫。頑張れると思うよ」「これはとっても大事・大切なことだね」「〇〇になるにはとても必要なこと」「これをやってもらえると助かるな・嬉しいな」「プライドをくすぐる言葉」や信じられているということも大事かと思います。
やる気スイッチが入ると、みんなすごい力を発揮します。
アメリカの実業家で、フォードモーター創始者のヘンリー・フォード氏は、次の言葉を述べています。
「どんな人間も、自分が思っている以上のことができる。」
児童生徒を信じること、また無限の可能性を引き出せるよう力を尽くしてまいります。
再調理研修
今日の午後は、NPO法人「ゆめのめ」の管理栄養士である大髙 美和先生に、「摂食嚥下障害のある児童生徒のための再調理」というテーマで、講義と実演をしていただきました。
「子どもも大人も笑顔になる形態調整のくふう」をすることによって、発達を促す環境を整えることができます。
食が美味しく楽しくなり、さらには摂食機能も高まり、栄養も摂取できることから健康の維持・向上が図られます。
さらには、人とのかかわりも豊かになり、生きる活力を得ることができると思います。
今日は、実際に教職員が、「麵もの」「丼もの」「ハンバーガーや調理パン」などを用いて、水を入れ、ミキサーにかけるなどして、いろんな食材の味や香り、食感等を確かめました。
見たり聴いたりするとともに、再調理の実習を行うことで、より理解が深まりました。
不審者対応研修
今日の10時からバスホールで、蓮田特別支援学校の佐藤誠先生を講師にお招きし、「不審者対応研修」を実施しました。
平成16年6月8日に起きた「大阪教育大学附属池田小学校」の事件を振り返り、① 校門を閉めていくこと ② 教職員の声掛けやあいさつ ③児童生徒から教員は離れない ④ 校内放送などによる危機通知 の大切さなどについて話をしていただきました。
また、不審者が犯行をあきらめる理由として、① 声をかけられたり、あいさつされる ② 侵 入するのに時間がかかる、かかりそう ③ 警報装置が設置されている などの話もありました。
さらに、「開かれた学校」と「学校の安全安心」を両立されるための有効な方法として、「声掛けとあいさつ」「門を閉める」ことの大切さを話してくれていました。
最後は、「さすまた」の基本的な使い方について指導していただきました。1対1ではやらない、警察が来るまでのおよそ7分半の対応を。
未然防止が大切、声掛けやいあいさつを日ごろから行うことや校門の施錠、また、不審者が校内に現れた場合の情報の共有と子どもたちや教職員へのわかりやすい伝達及び指示。さらには、不審者から児童生徒の身を守ること、安全な対処・方法などについて、今後も研修や訓練等を定期的に実施し、有事の際に備えていこうと思います。