全校の出来事

2023年8月の記事一覧

高等部の「ヘチマ」

 ヘチマは、西アジア地方原産で、日本には江戸初期に中国から伝わったようです。

 ヘチマは、繊維の多い実をつけることから「いとうり(糸瓜)」とも呼ばれ、若い実はキュウリのように食べられ、沖縄料理では、ナーベラー(ヘチマ)を使ったみそ炒めなどがあるようです。

 また、大きな実は煮たり、腐らせたりしてから果肉を洗い流して乾燥させ、 繊維を取り出して「たわし」に利用します。

 高等部では、ヘチマ「たわし」をつくるために育てています。去年もたくさんのヘチマがとれました。

 それから茎からは、化粧水、せきどめ、利尿剤として使われる「ヘチマ水」がとれるようです。

 花言葉は、「剽軽な」や花びらも葉も大きくてゆったりとしているので「悠々自適」という意味もあるようです。

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小学部のあさがおグループの「アサガオ」

 小学部のあさがおグループで育てている「アサガオ」は、今日も「白、青、紫、ピンク、赤」などの花をきれいに咲かせています。

 アサガオの花言葉は、「愛情」「愛情の絆」「結束」「明日も爽やかに」などがあるようですが、色ごとにも花言葉があるようです。

 青い色のアサガオは、「儚い恋」「短い愛」

 白い色のアサガオは、「固い絆」「あふれる喜び」

 紫色のアサガオは、「冷静」「平常」

 赤い色のアサガオは、「儚い情熱的な愛」

 ピンク色のアサガオは、「安らぎに満ち足りた気分」 だそうです。

 さて、アサガオの名前の由来は、朝に花を咲かせ、昼には花がしぼんでしまう姿を「朝の美人の顔」に例え、「朝の容花(かおばな)」の意味から呼ばれるようになったと言われています。

 

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「マリーゴールド」と「トマト」

 マリーゴールドは、花壇や道端に植えられていることが多いですが、畑にトマトなどの野菜と一緒に植えられているところもかなり多くあります。

 マリーゴールドの花言葉は、「勇者」「健康」「生命の輝き」「友情」などですが、花言葉のとおり、野菜にとってよい効果をもたらしてくれる「頼もしい存在」のようです。

 コンパニオンプランツとしてのマリーゴールドには、強いアレロパシー効果があり、野菜の間にマリーゴールドを植えると、モンシロチョウやアブラムシなどの害虫を寄せ付けないようにしたり、土の中のセンチュウ(土壌害虫)にも威力を発揮するとのことです。

 コンパニオンプランツ(混植)とは、異なる種類の野菜(花)を一緒に栽培することで、病害虫を抑えられたり、成長を促進できたりすることがあり、そういうよい影響をもたらす作物の組み合わせを言うようです。

 マリーゴールドは、ナスやピーマン、シシトウ、ダイコン、カブなどにも効果があるようです。

 また、同じ野菜の組み合わせでも相性がよいと言われているものと、わるいと言われているものがあるようです。

 トマトとバジルも相性はよいようです。

 「そうなんだー!!」と初めて知ることばかりです。

 でも知ることによって野菜の育て方もわかり、また知る喜びを得たような気がします。

  マリーゴールド      ミニトマト     ミニトマトとバジル

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素直な心

 

 デジタル大辞泉によると、

 「素直」とは、

1 ありのままで、飾り気のないさま。素朴。

2 性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさま。従順。

3 物の形などが、まっすぐで、ねじ曲がっていないさま。

4 技芸などにくせのないさま。

5 物事が支障なく、すんなり進行するさま。と記されています。

 Webサイトなどのたくさんの情報から、

 「伸びる人の特徴」として、素直、前向き、好奇心、向上心、責任感などが上げられています。その中でも、多くが「素直さ」とありました。

 京セラを設立した稲盛和夫氏は、「『素直な心』とは、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のこと。」

 「感謝の心が『幸福の呼び水』ならば、素直な心は『進歩の親』である。」と言っています。 

 また、パナソニック(旧松下電器)の創業者である松下幸之助氏も、「誰に対しても何に対しても耳を傾けすべてに学ぶ謙虚さ、一切を許し入れる寛容さ、物事の実相を正しく見、その価値を正しく認識して道理を知る心こそ『素直な心』なのである。」と言っています。

 「素直な心」が、人としての土台を築いていくのだと思います。

 

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『誇り』に思う

 辞書には『誇り』とは、「自慢に思うこと」「得意のさまを示す心」「光栄に思うこと」などとあります。 

 また、「誇り」という言葉は、「自分の属する集団・国・関係者などを名誉に感じること」や「自尊心・自負心(自信)」を意味します。

 さて人は、まわりからの評価や人との比較でしか自分の価値を見つけられないようだとすると、自分自身に誇りを持つことができないのではないかと思います。

 毎日自分のやるべきことを粘り強くやっていたり、また目標を持ち、それを達成するために一生懸命に取り組んでいれば、自分を褒め認めてあげることができます。

 自分自身の努力を認め、誇れることは、とても大事なことだと思います。

 ある人の言葉に、「誇りを持つ生き方というのは、自分の人生を立派に生きようと考えることから生まれる」というのがあります。

 「今を立派に生きる」こと、大切にできたらと思います。

 また、自分の所属している人やチームに誇りを持つこと、チームメートへの尊敬や信頼・感謝は、とても大事なことだと思います。 

 「誇れる児童生徒」「誇れる学校」を児童生徒たちに伝える場合、どのように表現したらより伝わるでしょうか。

 「自慢の」「とても立派な」「すごい」「素晴らしい」「大切な」と伝えたいと思います。

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